[2011/05/30] 
特定保健指導実施のお知らせ

特定保健指導実施のお知らせ

 
医療制度改革の一環として、2008年4月「高齢者の医療の確保に関する法律」が施行されました。
これは、増え続ける医療費を抑制するために、生活習慣の改善によって糖尿病、高血圧、高脂血症などのリスクを減らす、いわゆる生活習慣病予防対策を実施するものです。
この法律に基づき、システナ健康保険組合では、定期健康診断の結果メタボリックシンドロームが「強く疑われる方」、「その予備群と考えられる方」を対象に、必要度に応じた特定保健指導を指導専門業者に業務委託し実施します。
 
今までに2回実施し、良い改善結果が得られました。
 
第1回 平成21年5月~平成22年7月 6名
第2回 平成22年11月~平成23年6月(予定) 17名
 
平成22年度の定期健康診断の結果を基に、特定保健指導の対象となった方へ参加を依頼する文書またはメールをお送りしております。
なお今年度についても、費用は全額システナ健康保険組合が負担するので、個人負担はありません。また、ご提供いただいた皆様の個人情報は規程に従って管理され、特定保健指導の目的以外には使用いたしません。
本人の費用負担はなくとも、健康保険組合にとっての支出となるので、できる限り辞退者や途中放棄を無くするために、今回は健診時のアンケートで、「保健指導を希望する」へ○を付けた方のみへご案内します。
 
ご不明な点は、お問い合わせ下さい。
システナ健康保険組合 米倉または渡部
 〒135-0052 東京都江東区潮見2-8-10 三陽商会潮見ビル新館2F
Tel:03-3615-9071 Fax:03-3615-9050
info@systenakenpo.jp
 
 
以下はご参考までに添付します。
<<特定保健指導プログラム概要>>
1.各自の健康状態に合わせて管理栄養士と相談しながら個別の目標を立て、運動習慣(ウォーキング等)や食習慣の改善を実行していきます。
2.日々の体重・歩数・目標の取り組み状況をチャレンジシートに記録していただき、毎月管理栄養士に送っていただきます。(その都度、メール・電話等でアドバイスを行います。)
3.食事の内容を1週間分写真撮影(携帯電話でも可)、または所定の用紙に記録していただき、あなたのお食事へのアドバイスをいたします。(前回参加者へのアンケートでは、用紙へ記述するよりは、写真を撮って送る方が手間はかからなかったそうです。)
4.取り組み期間は6ヶ月で、3回(初回、中間、最終)の面談(各30分程度)があります。(積極的支援対象の方の場合です。)
動機付け支援対象の方の場合は、初回面談1回のみです。
 
 
<<特定保健指導対象者の選定方法>>
ステップ1:腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定
腹囲:男性は85cm以上、女性は90cm以上 → (1)
腹囲:男性は85cm未満、女性は90cm未満、かつBMIが25以上 → (2)
 
ステップ2
1.血糖…空腹時血糖値が100mg/dl以上またはHbAicが5.2%以上または薬物治療中
2.脂質…中性脂肪が150mg/dl以上またはHDLが40mg/dl未満または薬物治療中
3.血圧…収縮期の値が130mmHg以上又は拡張期の値が85mmHg以上または薬物治療中
4.喫煙歴あり
 
ステップ3:ステップ1、2から対象者をグループ分け
(1)の場合:1~4のうち、2つ以上該当で「積極的支援」、1つは「動機づけ支援」を行う。
(2)の場合:1~4のうち、3つ以上該当で「積極的支援」、1~2つは「動機づけ支援」を行う。
 
ステップ4
65歳以上75歳未満の前期高齢者は、積極的支援の対象となった場合でも動機づけ支援とする。
血圧降下剤などを服薬中の人は、医療保険者による特定保健指導の対象としない。
医療機関では、生活習慣病管理料、管理栄養士による外来栄養食事指導料、集団栄養食事指導料
などを活用することが望ましい。
 
 <<特定健康診査等実施計画>>
高齢者の医療の確保に関する法律により公表が義務づけられているので、ここへ添付します。
平成20年度~平成24年度の5年間における、特定健康診査、特定保健指導の実施計画を平成20年度時点において作成したものです。従って旧名称「カテナ健康保険組合」となっています。
この実施計画と5年間の実績を分析して、平成25年度以降の実施計画を作成することとなります。
 
 
 
                                                                                                   以上